■■■ 北アルプス 奥穂高岳 ■■■ [■ 登 山 ■]
想像よりも早い!更新に自ら驚きつつ、、、(笑)
さて今回は、前記時の「立山」でのリベンジを果たすべく、
taka_nao + nao妹1号夫婦の4人で、9月の連休に、
「北アルプス 奥穂高岳」へ行って来ました。
相変わらず、nao姉妹は「自慢話」に拘り、普通の山には行きません、、、。
「北アルプス」+「日本で3番目に高い山」+「百名山」の豪華三点の理由から決定しました、、、。
〜前夜〜
前夜の準備は、基本naoの分も含めtakaが準備。
(本人曰く、準備が苦手。ま〜別に得意な物があるのかどうか?は想像にお任せします。)
食事リストを重量を考えながら、1食づつジップロックにパッキング。
何食べるか?考えるのも楽しい。
今回2泊という事で、食料がどうしても多くなり、naoのリュックには入らず、
しょうがないので、予備の備品等を外しtakaのリュックに全て詰め込まれる、、、。
(これが、後々大問題に!)
〜1日目〜
前夜のうちから「沢渡駐車場」で場所取りしつつ車中泊。
たいして眠れず、AM3:30起床。
妹夫婦と合流して、乗り合いタクシーにて「上高地BT」へ。AM6:00着。
そこから「明神」〜「徳沢」〜「横尾」まで約3時間、足慣らしをかねて、のんびり歩く。
この辺りは、何度も歩いているのでシャッターもほとんど押さず。
横尾から先が、徐々に登山コースになって来ます。
この辺りまでは、みんな余裕の表情。
「横尾大橋」の上から梓川を。 その透明感に感動です。
「屏風岩」
井上靖の小説「氷壁」の舞台でも有名。
この岩肌で、ロッククライミングしている方がいました。
見てる方が、おしっこちびりそうです。(笑)
「本谷橋」
ここまで、休憩時間除いて約4時間。順調です。
若干1名、がっつり遅れております。
(皆さん想像の、あの方です。)
ここから急登になり、あと2時間程で本日のテント場到着予定。
登り始め、異変に気がつく。
登山靴のソールがベロンと剥がれてる!!!
普段、持参してる予備備品の中には、テープやら色々補修道具もあったのに、
今回、食料優先で置いて来た事を後悔!
何時も常備していて、使った事が無いのに、持って来ない日に必要だなんて、、。
ここで下山か???
妹夫婦は、テントの場所取りの為、先に登り始めてるし、naoは遅れたまま姿を見せない。
中間地点のnao観察係の自分は、下山するにも、中止を先頭に伝えるすべが無し。
すると良い所で、山岳警備隊が登って来た。
事情を話したら、先の小屋に確か「登山靴」売ってたよ。
との情報を頂き、「登山靴」目指し2時間先の小屋を目標に、
無謀にも、つま先歩きで出発。(笑)
周りの登山客の目が恥ずかしく、通常の歩きよりも早いペースの、つま先歩き。
凄いぜ、俺のつま先!!
「涸沢 テント場」
そして、やっとの思いで到着!
妹夫婦と合流。テント場所を急いで確保して、登山靴を買いに山小屋へ!
2足しか置いてないマムートの登山靴のうち、1足がまさかのジャストフィット♪
テント泊で、節約してたのに、高い買い物をしてしまった、、、、。
着いた直後の「涸沢 テント場」。
早めに着いたので、良い場所をget出来ました。
この後、続々と登山客が押し寄せ、最終的に写真の倍くらいテントが立ったかな。
夏休み&紅葉の間の、比較的空いてる時期を狙ったのに、8月が雨続きで皆さん
山に飢えていたのか、久々の連休の晴天に、何処の山も登山者が集中した様です。
これが問題となった、ライケルの登山靴。
ソールがベロ〜ンです。 だいぶ苦労させました。今までありがとう。
こんな写真を撮ってたら、遅れていたnaoがやっと到着。
到着一番「ハロ〜〜!」
バタバタとご飯食べたり飲んだりしているうちに、夜になり。
ガスが凄く、レンズが直ぐに湿る感じ。
この後、あっという間にガスで覆われた。
モンベルやアライのテントが多く、夜間トイレに行った後、
自分のテントが解らなくなり、右往左往している方が多数おりました(笑)
〜2日目〜
ここから先は、本気の登山ルート。
気合いを入れて、混雑前AM6:00に出発!
赤く染まるモルゲンロート。
これを見るだけでも良いよね。
テントの撤収している方々も、手を休めて見ていたよ。
登り始め。
昨日お世話になったテント場を振り返る。
気持ち良さげだな〜。
このまま登らないで、もう一泊してダラダラしたい誘惑が、、、。
今回の登山で、最重要日が最高の天気になったよ〜!
nao姉妹。
ブラックな会話が大好きです、、、。
ゴツゴツしたルートを登る。
早速、新品の登山靴には、ちょっと酷だな。
「ザイテングラート」(写真中央の岩の固り)の取り付きが見えて来ました。
結構渋滞してそうですね。
ここからは、さらに慎重に。
「ザイテングラート」の取り付きに到着。
危険回避も含め、ここからは皆で一緒に登る予定なので、
だいぶ遅れているポンコツリーダーを皆で待ちます。
落石に注意しながら。
この辺り、ヘルメット装着率は50%ぐらい。
今後、自分達も用意するか検討材料ですね。
テント装備も持ってるので、バランスを崩さない様にしっかり三点支持で、ハシゴ〜鎖場を通過。
で、、、無事、本日のテント場「穂高岳山荘」に到着。(記事後半で、写真出て来ます。)
まずは、急いでテントが張れるスペースを探し、何とかギリギリセーフで確保。
ここから先の「奥穂高岳」頂上へは、貴重品とカメラだけを持ってサブリュックで登ります。
ただ、ここからハシゴと鎖場のコースなので、もの凄い渋滞が出来ており、
焦っても仕方が無いので、昼飯食べてのんびりと、コースが空くのを待ちます。
(混雑時は、そこのコースを通過するのに1〜2時間待ちがざらです。)
(この時は、丁度団体ツアーで60人もの登山客が一斉に登り始めたので、下山の方々がプチパニック状態。)
渋滞解消が終わり、登る人も少なくなった午後3:00。
アタック開始です。
ハシゴ、鎖場と危険地帯を抜けたら、後は山頂まで緩やかな稜線歩きです。
苦労しながらも、ポンコツリーダー「奥穂高岳」頂上に到着。
祠の横に、頂上の看板が置いてあるので掲げて。
最後の最後で、下りれなくなるからと、ビビって上まで登れず、、、。
時間的に、最後の登り客だったので、空いている頂上を堪能。
頂上から、「ジャンダルム」方面。
「ジャンダルム」カッコいいね〜。
結婚する前に、挑戦しておけば良かった、、、。
「前穂高岳」方面。
こっちもカッコいいね〜。
空へ続く道。
最高の天気に恵まれ、テンションUP!
「穂高岳山荘」テント場へ戻る下山中に。
ヘリポートから、デッキテラスまでテントで埋め尽くされてるね。
とりあえず、慎重に下山。
鎖場を上から。
ハシゴを上から。
結構、下のデッキテラスから何気に見られていて恥ずかしい。
ハシゴ場を下から。
ポンコツリーダー、おっかなびっくり下りてます。
無事、みんな登頂出来、安心しました。
後は、夕暮れショーを楽しみましょう!
・・・・寒くて、誰もテントから出て来ません、、、。
仕方なく、一人で涸沢岳の中腹に登り、日が暮れるまで楽しみます。
日が暮れると、次は星空ショー。
デッキテラスから撮影したいけど、テントが沢山張られており、
気を使いながら、思う様に動けず、、、。
寒いし諦めて寝る。
〜3日目〜
早朝から、頂上でのご来光を目指してる登山客。
寒いので、テントの入り口からパシャ!
渋滞の暗闇で、あのハシゴや鎖場は嫌だな。
あ〜寒さで手先が震えてる。
寒さに耐えていると、明るくなって来たよ。
下界は猛暑日だけど、ここは今一体何度なんだ??
綺麗に焼けてくれました。
ここまで、赤く焼けると天気が心配なので、早めに下山しましょう。
「ご来光」
まぶし過ぎで、ファインダー覗けず、、。
感覚でシャッター押す。
日の出の撮影は、難しいですね。誰かコツを教えて下さい。
あ〜もう充分満足しました。
後は、二日かけて登って来たルートを、日が暮れる前までに下山します。
山ガール気取りの、一人遅れ始めるポンコツリーダー。
天気も案の定、曇って来た。
どんどん遅れるポンコツリーダー。
あまりにも遅いので、見かねて先頭を歩かす。
しかし1分で遅れ始める、、、。
初日通過の「本谷橋」まで戻って来た。
ここまで来れば、一安心。
余裕のポーズで、写真に収まっているが、
ここでポンコツリーダーの体力が尽きる、、、。
みんなで応援しながら、何とか最後の一踏ん張りの、ポンコツ、、、、、。
そして、無事なんとか「上高地」まで到着しました。
平均7時間30分のルートを、休憩入れて10時間かけてダラダラ下山しました。
妹1号夫婦には、うちのポンコツが、大変ご迷惑をおかけしました。
これで自分の体力も解り、懲りたかと思えば、妹1号夫婦達に、
「来年は何処の「アルプス」行く?」と
ポンコツが言い放ちました、、、。
みんな苦笑いで、終了しましたとさ。
追伸:実は「奥穂高」に関してtakaは4度目の挑戦でやっと、頂上に立てました。
もっと危険なコースや、つらいコースも色々登ってるのに、「縁」がありませんでした。
1回目:涸沢 テント場までの様子見。
2回目:頂上へ向かう途中、大雨&強風の為、撤退。
3回目:絶好のコンディションのはずが、翌朝まさかの寒波来週で積雪。
雪山ギアを持参していないので、撤退、、、。
前日、紅葉を楽しんでいたのに一晩で雪景色になったのには驚いた。
(この時、積雪で危ないと小屋の方が注意していたのに、強行された方々が
遭難するというニュースに、、、。)
3回目の時の「涸沢 テント場」
18年越しで「鬼門」と思っていた、山を一つ攻略出来た喜び。(笑)
天気さえ問題なければ、普通の北アルプスの山なんですけどね。
-次回予告-
紅葉を目指しながら、スノーハイクの下見を兼ねて谷川岳へ。
お楽しみに〜。
登山靴事件、無事に山小屋で調達出来、
サイズも合って良かったですね♪♪
私も経験者(ハイキング)ですが^ ^
歩き難いやら恥ずかしいやら…
朝日、星空など素敵なシーンを見せて頂きありがとうございます!
by ZUKI (2014-11-25 17:20)
お疲れ様でした~♪
やはり混んでますねぇ・・・
メジャーな所は仕方ありませんが、わたしたちはそこが一番のネック・・・
人ごみがなにより怖い・・・^^;
それにしても登山靴はジャストサイズがあってよかったですねぇ。
私の靴はすでに3度ソールの張替をしたので、いまのソールがダメになると買換えとなります。
とっても足に馴染んでいるので名残惜しいです。
by よしころん (2014-11-25 18:37)
ZUKIさん、今晩は〜!
はい、運がいいのやら悪いのやら、、、。
経験者さんでしたか!なら気持ちが解ってくれますね。(笑)
周りの同情の目が一番、堪えるんですよね〜。
いえいえ、こちらこそ見て頂きありがとうございます。
^^
by Taka_Nao (2014-11-26 00:57)
よしころんさん、今晩は〜!
この場所は、始めから混雑覚悟でしたが、
以前訪れた時とは、えらい違いでした。
「山ブーム」を再確認の山行でもありましたよ〜。(笑)
3回もソールの履き替えなら、靴にも愛着が湧きますね。
そこまでの靴に、巡り会いたいです。
^^
by Taka_Nao (2014-11-26 00:58)
赤と緑のコントラスト写真、頂上写真ステキですね~。
しかし渋滞すごいですね。
別の疲れが襲ってきそう^^;
by ふにゃいの (2014-11-26 22:24)
はろ〜〜〜
ジャストフィットの登山靴が山小屋にあってくれたって事が、
今回の1番の奇跡やね~!!
今まで貢献してくれたシューズは、また再生させるのかな?
背丈の低い緑やねごつごつした岩肌の上のカラフルなテントが、
遠くから見るとお花畑みたいでキレイ!
by kismiee (2014-11-30 16:34)
備え外して、憂いありですね。
ご苦労様でしたね。
by 八犬伝 (2014-12-04 21:11)
憧れの涸沢・・・混雑怖くてなかなか足を向けられません。
平日でも混むのかな。
難しい山だけあって奥穂良いですね~!
朝焼けは山小屋で靴を買ってでも登って良かったという感じですね。
羨ましぃ~♪
by imarin (2014-12-05 12:38)
カラフルなテントたちがボルダリングの捕まるやつみたいで可愛い(*^^*)
涸沢の紅葉、Taka_Naoさんの写真で見て以来、夢です〜(登山しないくせに(爆))
いつだかココにアップされてた写真、保存してます(^^)
私は足のサイズが29cmなので、山小屋で調達、ってわけにはいかないな(^^;
by kazz (2014-12-06 18:18)
靴底べろんちょ!
これは今まで、一度もお聞きしたことがないトラブル!
しかし山小屋で登山靴売ってるとは・・・
これはいったいどういう人にたいして売ろうと用意されたものなんだろ?
ああああああ、しかしヨダレモノの写真のオンパレード
テント泊を夢見る私としては、憧れの連続でございます。
や~っとこの冬シュラフを購入(爆笑)
次はテントですわ(笑)あああああ、モンベルを買おうとしてる私としては
このトイレから戻って自分のテントを探す←笑えませんわ~
これだけのご来光、撮れればサイコー!
充分堪能いたしました♪
by miya_gon (2014-12-06 21:22)
おかえりなさーい!無事でなにより^^;
まさに星降る夜ですね☆
僕は昔、北穂高に登ったのですが、まぁーお天気が悪くて
眺望悪いどころか夏なのに雨降りで寒かったですよ。
御来光良かったですね♪
by ぱぱくま (2014-12-07 11:06)
ふにゃいのさん、今晩は〜!
はい、確かに頂上までの道も色々ありますが
渋滞待ちというのが、精神的には一番堪えますね〜(笑)
それに、混んでると山での人災も怖いですし、
なるべくなら山は、人が少ないところに行きたいです。
^^
by Taka_Nao (2014-12-24 18:42)
kismieeさん、今晩は〜!
そうなんですが、ジャストフィットの為に購入する羽目に、、、
えらく高い出費になりました、、、。
以前のシューズは、再生不能な程の損壊で、そこの山小屋に
引き取って貰いました。持ち帰るにも、リュックに入れるスペースも無くて。
標高が高いので、森林限界地点を越えてますからね〜。
強くて、背の低い植物だけが生き残ってます。
テント村、夜のほうが綺麗だけど、上手く撮れなかったです。
^^
by Taka_Nao (2014-12-24 18:42)
八犬伝さん、今晩は〜!
色々と疲れましたが、
良い意味で、勉強になる山行でした。(笑)
^^
by Taka_Nao (2014-12-24 18:42)
imarinさん、今晩は〜!
平日も経験してますが、それ程ではないです。
連休、GW、お盆、紅葉のピーク、この4点を避ければ、問題ないですよ。
(一人で静かに行きたいときは、自分が行く時期の、
一年前のヤマレコで情報を入れて、行程組みます。)
奥穂、良いですよ!山のぼってる感じがして(笑)
槍ヶ岳登ってる、imarinさんならコースも問題なしです。
^^
by Taka_Nao (2014-12-24 18:43)
kazzさん、今晩は〜!
そんな昔の写真、保存してくれていて嬉しいです。
ただ、ブログでは「涸沢」での記事は書いてないから、
ソネフォト時代のですかね〜?そうすると、、、、
もう6〜7年以上前になりますね。(笑)
29センチ!目指せジャイアント馬場さん!
^^
by Taka_Nao (2014-12-24 18:43)
miya_gonさん、今晩は〜!
「靴底べろんちょ!」以前、一緒に登った山友で2人なったのを
見ていますよ〜。まさか自分がなるとは、思いも寄りませんでしたが(笑)
高い山小屋では、何があっても良いように色々と準備してるんですね〜。
(壊れた以外にも、高級品なので、登山靴の盗難もあるみたいですし、、、。)
テント泊、絶対お勧めですよ。自分のペースで全て動けますから。
ちなみに、私達も今回迷って徘徊しました。(モンベルステラリッジ2型)
ま〜それだけ同じテントがあると言うことは、コスパ+機能が万人向けなんでしょうね。
御来光は、撮るより見る方が良いですね〜(笑)
^^
by Taka_Nao (2014-12-24 18:44)
ぱぱくまさん、今晩は〜!
ただいまです。初心者2人+ポンコツ1人を連れて行くのは大変ですね〜。
特に、ポンコツが、、、。
2日間とも、星が見えたのは一瞬でしたが、それでも感動しました。
北穂に雨が降る天候の悪い中、登るのはなかなかスリリングだな〜。(笑)
^^
by Taka_Nao (2014-12-24 18:44)
画像のデータを見てみたら、2008年でした。
MINOLTA DIGITAL CAMERA
画像のサイズが472 × 630だったので、ソネフォトではないですね。
ということは、涸沢じゃなくて別の山だったか?(^^;
ロゴがTAKA_NAOって大文字でした。
コメント欄で写真がアップできたら良いのに〜〜
by kazz (2014-12-26 01:36)
kazzさん、こんにちは〜!
2008年、当ブログを始めた年ですね。
この時期は、ソネフォトとソネブログを同時に活動していたので、
自分たちでもよく分かってなかったり(笑)
ただ確認したけど「涸沢 」は、
ブログでは初めて記事にしたので、謎の山が出現してる、、、。(笑)
^^
by Taka_Nao (2014-12-28 09:25)