■■■ 南八ヶ岳 Snow Trip ■■■ [■ 登 山 ■]
今シーズン最後の「雪山」は、最高の晴天でした。 ヒ〜ハ〜!
では、PCの前で見ている皆様、一緒に雪山へ トリ〜ップ!
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今回は、南八ヶ岳「硫黄岳」へ日帰りコースです。
往復:美濃戸〜堰堤広場〜赤岳鉱泉〜赤岩の頭〜硫黄岳山頂
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4月27日:GW初日の登山という事で、混雑を恐れ前夜の内に美濃戸へ。雪無し。車中泊。
満天の星空でしたが、眠い・寒い・明日が早いを理由に撮影せず。
4月28日:AM7:00出発!(今回は北沢コース選択。)
初めの一時間程度、堰堤広場までは林道歩き。雪無し。 シカが大量発生中。
堰堤広場を過ぎて、暫くすると雪がコースに見えてきましたよ。
山全体から、雪解けの音と共に「春」を感じさせてくれます。
最高の雰囲気の中での登山は、気持ちいいな〜。
さらに登り進めて、山の中に入っていきました。
景色も同じ様な場所なので、迷わない様に注意しながら、先行者の「踏み跡」や、
木に巻き付けてある「コーステーピング」を頼りに、どんどん歩きます。
右側、踏み外すと奈落の底へ、、、、。
コース途中の「赤岳鉱泉」到着。 (ここは風呂付きの山小屋。)
名物「アイスキャンディー」でアイスクライミングを見学。
この時期かなり、雪・氷溶けが進んでおります。
長い樹林帯を登り進み、森林限界まで到達。南八ヶ岳の山々。
この辺りの標高まで来ると、空気も景色も良いね〜。
よ〜し稜線まであと少し!
が、、、、2〜3歩歩くと腰まで雪に埋もれる。 暖かくなってきて、雪が腐り始めているようです。(落とし穴状態)
ザク、ザク、ズボッ!の繰り返しで、最後は雪に埋もれながらラッセル状態でなんとか、稜線上まで到達。
今まで、全く疲れていなかったのに、ここで一気に体力を奪われた。
想定していた倍の時間で、何とか稜線上へ。
稜線上から「峰の松目方面」。
ちなみに、苦労した稜線への最後の登りはこんな感じ。 人が小さく写っているの見えますか?
写真右下の方、そろそろ雪崩が起きそうだな、、、。
ラストスパ〜ト! 手前が「赤岩の頭」一番奥が「硫黄岳山頂」です。
慎重に登り続け、、。
振り返ると、そこは「天空ロード」! 自然と笑顔になるわ。 ニヤニヤ。
ふふっ ニヤニヤ。
そして「頂上」到着!!
タイミング良く、他に登山者の姿無し。
こんなに広い安全な頂上、初めて見た!
但し、吹きさらしの為、雪はあまり積もらない模様。なので、写真で見るより実際は寒いです。
頂上から、噴火後の火口跡。
さ〜て雪山も充分堪能したので、暗くなる前に下山開始しますか。
でもね、、、登って来た道を引き返すのか〜、、、。
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〜今回は、新たな道具のテストも兼ねて〜
日帰りなので、荷物も前回の半分くらいの重量。
リュック:
「KARRIMOR」 KODIAK30で軽量化。
普段のGregory製に比べると、ホールド感はイマイチだが、三脚も持って行かないし、
日帰りの簡単な登山なら、問題なし。
ウエア(上):
「finetrack」 以前から興味のあったメーカー。
稜線に上がるまでは、「ドラウトエア ジップネック」1枚で。
稜線から上は、風があるため「ニュウモラップ フーディ」を追加。
日本製のメーカーなので、日本の気候・日本人のサイズにぴったり。
汗かきの自分には、もってこいのメーカーであったが、デザインとウエアのカラーが
好きになれなくて、毎年見送っていた製品。
今回、思い切って購入。使用してみて快適さに感動。1年中使い回しが出来そう。
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- 硫黄岳 - Wikipediaより
八ヶ岳連峰にある山の名前である。海抜2,760m。八ヶ岳中信高原国定公園に属する。
山頂付近はなだらかだが、南北両側に巨大な爆裂火口跡があり、断崖絶壁となって鋭く切れ落ちている。
硫黄岳のみを目指して登山する者もいるが、アプローチが長い。
多くの登山客は、硫黄岳とともに赤岳・横岳など南八ヶ岳の山々を巡る縦走をセットにして登っている。
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過去の登山記はこちら →
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無事下山後、相方に安全報告電話。
すると、対抗意識があるのか「GW後半は私も山登りに行く!」と言い出したよ、、、。
そのGW後半の記事は、次回に。
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おまけ
雪山下山後、「装備の点検」や「体の静養」と決めていたのに、ネットでチューリップ情報を見ていたら、、、。
園内の9割は枯れている状態なのは知っていたのですが、何時もとは違う感じで撮れればと、
居ても立っても居られずに、気が付けば毎度おなじみ「昭和記念公園」へ。
でも、しゃがむと脚の筋肉痛が〜! 首から掛けてるカメラが重く感じる、、、。
なので、少し撮ったら集中力が切れました、、、。
紫に、エログロな感じは似合うね。
枯れ始めても、精一杯に。
ピンクの海。
雨上がりの装飾品。
イエローの森。
チューリップダンス。
パープル花火。
暖かい日差しに包まれて。
「散り際の美学」、、、、、、だから「花」は美しい。
GW 前半はこれにて終了。
次回記事:GW 後半をお楽しみに〜。
やっぱりTaka_Naoさんのばんざーーい!の写真好きです!
めっちゃ元気になるし 顔がにや~~~って笑っちゃいます(笑
ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ
by 乙葉 (2012-05-21 21:57)
見るからに春の腐れ雪、踏みぬき地獄お疲れ様でした~ \(^o^)/
一歩進んでは ズボ! また ズボボ~~!!
一気に体力消耗しますもの ^^;
硫黄岳、まだ登っていませんが、山頂は広々~気持ちよさそう^^
雪がないときに行ってみましょう。
お二人ではどこに行かれたのかな~
楽しみなり ^^v
「finetrack」 アンダーのフラッシュドなんとか・・・ は利用してます ^^v
早速チェックしなきゃ! ありがとうござります~~
by よしころん (2012-05-22 07:47)
乙葉さん、こんにちは〜!
ありがとうございます。
重い装備を付けての万歳(ジャンプ)は大変でしたが、
あの景色を見たら、居ても立っても居られずに(笑)
ヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー
by Taka_Nao (2012-05-22 12:45)
よしころん さん、こんにちは〜!
想像以上に、雪解けが激しくて苦労しました〜。
体力もそうですけど、精神的に緊張が続いて疲れました(笑)
硫黄岳・・広い頂上は、落ちる心配がないのが良いですね。
雪が無い時なら、楽勝で日帰りが出来ます。
今回の記事のコースがお勧め。1泊して赤岳回るのも良いですよ〜。
二人のは、今回登山というより低山散歩ですので、、。
「finetrack」汗かきの方でしたら、お勧めします。
上着は、軽くてコンパクトになるかし、簡単なレインウエアや
フリースの代わりになるので、重宝しそうです。
by Taka_Nao (2012-05-22 12:46)
2枚目の写真、超広角なので、
一瞬、どういう状態の風景か解んなかったけど....
この板みたいなのが橋なのね? 垂直に立てかけてるのかと思った(笑)
やっぱり、実際の景色の素晴らしさにはきっとかなわないよね~
天空のパノラマ、スゴw(゚o゚*)w
世界のビックリ映像を見せてもらった気分です!
昭和記念公園のチューリップ、
4月に行った時はまだ植えてる最中だったの....o(;△;)o
でも、takaさん達の事思い浮かべながら歩きましたよ~
あの日見れなかったチューリップたち、
こうしてギリギリでも見せてもらえたのって....
勝手に、何らかの縁を感じさせてねー(笑)
by みかっち (2012-05-23 17:34)
いい天気でしたね~
やっぱりキメのジャンプは外せませんよね(^-^;
いっしょに雪山登山させてもらいました~
by ぱぱくま (2012-05-23 23:30)
4月後半は花を撮るか、山に行くか・・・悩みますね^^;
私はまだビギナーだから今年は迷わず花だったけど来年はどうだろう。
そして散り際のチューリップの力強さが美しい!
満開のときよりアートですよ♪
by imarin (2012-05-24 09:51)
みかっち さん、今晩は〜!
この板きれを渡って、登ってきました。軋んでいて怖かった。(笑)
360度の世界は、やっぱり一枚の写真の中では限界がありますね〜。
視覚以外にも、聴覚や嗅覚等も加わると、もうそれは大変です。(笑)
チューリップは、毎年同じ場所で撮って記事にしてるから、
覚えている人は多そうですね(笑)
思い出して貰えるなんて、花は枯れていたけど、
やっぱり行って良かったな〜。
新たな思い出を共有♪
(^^)
by Taka_Nao (2012-06-06 10:49)
ぱぱくま さん、今晩は〜!
最近は、少しでも天気が崩れそうなときは、中止をするへたれなので、
晴れ間の山行が多いです(笑)
ジャンプは実際、高度と疲れで心臓バクバクなんですよ〜。
(^^)
by Taka_Nao (2012-06-06 10:49)
imarinさん、今晩は〜!
私は、ここ数年はこの時期「花」撮りでしたので、
今年は久々に「雪山」堪能しました〜。
来年、何時でも雪山ガイドしますよ〜(笑)
散る直前は、色々な柄や変色が出て深みが出てきますよね〜。
(^^)
by Taka_Nao (2012-06-06 10:50)
見るだけ見てて、今頃何も書き込んでいなかったことに
気がつきました、失礼(も~ボケ、入ってます)
しかし、すごい!
どうしてここまで、自分撮りしてて
ジャンプのタイミングが合うのでしょうか?
恐らくはものすごいジャンプ力の持ち主で、滞空時間が
そうとう長いのではないか?と想像しております(そこか?)
いや、それよりも何よりも、こうやって登れることが
いっちゃん羨ましいです。もうアタシは無理なんで
こうやって見せていただいて、雪山気分を味わうことに
も~ひたすら感謝です。ああ、人生やり直して
山に登りたい(^^;
チューリップも、最高です。グっときます♪
by miya_gon (2012-06-09 07:05)
miya_gonさん、今晩は〜!
わざわざコメントありがとうございます。
ぼーっと見て頂けるだけでも満足ですので(笑)
セルフタイマー&連射モードにして、1回のジャンプで3〜5枚シャッター切れているので、その中でいつも一番飛んでいる物をチョイスしているだけですよ〜。
それでも、ナオはタイミングが合いませんが、、、、。
無理と言わず、山は高い、低い関係ないですから、まずは低山ハイクから頑張りましょう〜♪
だって、今回の山行で一番驚いたのが、70歳くらいの
女性が、単独で登って来ましたから!
格好も、ウエアを着こなしていてかっこ良かったんですよ〜。
(^^)
by Taka_Nao (2012-06-12 21:03)